衣類の取扱い表示(洗濯絵表示)が変わりました! 新しいJIS L0001とは?
近年、衣類などの生産や流通は海外との取引が一般的になり、 また、家庭洗濯で使用する洗濯機や洗剤も多様化し、商業クリーニングの技術も進歩するなど繊維製品を取り巻く環境は大きく変化しております。
それに合わせて、消費者庁が、2015年3月31日にJIS規格の品質表示「JIS L0217」から、海外でも使用されている(ISO)規格と同じ表示記号を使った新JIS「JIS L0001」を使う事を発表しました。
※消費者庁のHP ▶ http://www.caa.go.jp/hinpyo/
絵表示のそれぞれの意味に関しましては、▶ 洗濯絵表示一覧 をご覧ください。
新JIS施工後は、古い洗濯絵表示が付いている物はどうしたらいいのか?
2016年11月30日までの販売分ですでに「JIS L0217」古いJISの洗濯絵表示が使われている物は、付け替える必要はありません。
新しい取り扱い表示(洗濯絵表示) JIS L0001のポイントとは?
5つの基本記号
JIS L0001では、5つの基本記号と作用の強さや、温度の高さなどを表す付加記号や数字の組み合わせで構成され、5つの基本記号は下の図のように、左から家庭洗濯・漂白・乾燥・アイロン・商業クリーニングの順番で表示されます。
付加記号 線(強さ)
強さは、基本記号の下に線を付加し、線「-」が増える程、弱い作用を意味しています。
例
付加記号 点(温度)
温度は、基本記号の中に点を付加し、点「・」が増える程、高い温度を意味しています。
例
付加記号 数字(上限温度)
数字は、洗濯液の上限温度を意味しています。
例
付加記号 禁止
基本記号と組み合わせて禁止を意味しています。
例
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