ソーピング

染色あるいは加工処理後、温度をかけたセッケン溶液などで処理すること。

ソーピング処理を適正に行うことで、各種染色後、繊維表面に付着している不要な染料や樹脂、その他の表面付着物が除去されます。

ソーピングには、主にセッケンが用いられますが、ほかにアルカリが添加されている合成洗剤などが使用されます。

その他、ソーピングの目的には、不要な物質の除去の他に、ナフトール染料やバット染料による染色物の色純度を高める、あるいは樹脂加工後の緩収縮の促進などがあります。