アイロンとは、熱と自重により衣類のしわをのばす、こて状の道具。
古くは炭火を熱源としていたが、現代では電気によるものが一般的。
温度調節アイロンには、掛け面の温度を調節するスイッチが装備されており、素材に合った温度を選択することが肝要であり、衣類製品にはアイロン掛けの温度が表示されていることがあるので、それに従うのが望ましい。
素材によっては、あて布を必要とするものや、まったくアイロン掛けができないものもある。
【高 温】
綿・麻製品に適した掛け面の温度で摂氏180度から210度までをいう。
【中 温】
毛・絹・化学繊維ナイロンやポリエステル、レーヨン製品に適した掛け面の温度で、摂氏140度から160度までをいう。
【低 温】
化学繊維(アクリルやポリウレタン)製品に適した掛け面の温度。摂氏80度から120度までをいう。
スチームアイロンは、本体の掛け面より高温のスチーム(水蒸気)を噴出する機能で、衣類のしわを取るために有効。